
「ホームページはあるけど集客できていない」「SNSもやった方がいいと言われたけど手が回らない」「Web広告って効果あるの?」
Webでの集客方法はたくさんあります。SEO、MEO、SNS、Web広告、ブログ、YouTube……調べるほど選択肢が増えて、結局どれから手をつけていいかわからなくなる。
この記事では、手法の詳しい解説は最小限にとどめ、「あなたの会社はどれから始めるべきか」を判断するための全体像をお伝えします。
まず知っておくべきこと:Web集客は4種類しかない
Web集客の手法はたくさんあるように見えますが、整理すると大きく4種類に分かれます。
1. 検索から見つけてもらう(SEO・MEO) GoogleやYahoo!で検索したとき、自社のホームページやGoogleマップの情報が表示されて、そこからアクセスが来る方法。お金はかからないが、効果が出るまでに時間がかかる。
2. SNSで知ってもらう Instagram、Facebook、X(旧Twitter)、LINE公式アカウントなどで情報を発信し、フォロワーや地域の人に自社を認知してもらう方法。無料で始められるが、継続的な投稿が必要。
3. 広告で見せる(Web広告) Google広告やSNS広告にお金を払い、検索結果やSNSのタイムラインに自社の広告を表示させる方法。即効性があるが、お金を止めた瞬間にアクセスもゼロになる。
4. コンテンツで集める(ブログ・動画) 自社のブログやYouTubeチャンネルで役立つ情報を発信し、見込み客との接点を作る方法。資産として蓄積されるが、成果が出るまでに最も時間がかかる。
すべてを同時にやる必要はありません。自社の状況に合わせて、最も効果が出やすいものから順番に取り組むのが正解です。
あなたの会社はどれから始めるべきか
「全部やるのが理想」と書いている記事は多いですが、担当者がいない中小企業にとってそれは現実的ではありません。ここでは、会社の状態別に「最初にやるべきこと」を整理します。
ホームページがない、または古すぎて機能していない場合
最優先:ホームページの整備
ほかの施策はすべてホームページがあることが前提です。SNSで会社を見つけた人も、広告をクリックした人も、最終的にはホームページを見て問い合わせるかどうかを判断します。
ホームページが「ない」「スマホ対応していない」「情報が古い」状態であれば、まずそこを整えることが最優先です。
ホームページの改善方法については「ホームページから問い合わせが来ない?原因と今すぐできる改善策」、リニューアルの判断基準については「ホームページのリニューアル、本当に必要?判断基準と失敗しない進め方」で詳しく解説しています。
ホームページはあるが、アクセスがほとんどない場合
最優先:Googleビジネスプロフィール(MEO)+ ブログ記事(SEO)
地方の中小企業が最も費用対効果よく集客できるのがこの組み合わせです。
Googleビジネスプロフィールは、「地域名+業種」で検索したときにGoogleマップと一緒に表示される枠です。たとえば「本庄市 ホームページ制作」で検索すると、地図の下に会社の情報が表示されます。登録は無料で、写真や口コミを充実させるだけで検索からの流入が増えます。
並行して、お客さんの悩みに答えるブログ記事を月1〜2本書いていきます。「○○の費用相場は?」「○○の選び方」といった記事が検索結果に表示されるようになれば、まだ会社名を知らない見込み客との接点が生まれます。
SEO対策の基本は「地方企業がSEOで成果を出すための基本と実践ステップ」で解説しています。
アクセスはあるが、問い合わせにつながらない場合
最優先:ホームページの導線改善
アクセスがあるのに問い合わせが来ないのは、ホームページの中身に問題があります。問い合わせフォームがわかりにくい、サービス内容が伝わっていない、料金やプロセスが不明確——こうした問題はホームページの修正で解決できます。
この状態でSNSや広告にお金をかけても、「アクセスは増えるが問い合わせは増えない」という結果になるだけです。まずはホームページを「問い合わせしたくなる状態」に整えることが先です。
具体的な改善方法は「ホームページから問い合わせが来ない?原因と今すぐできる改善策」を参照してください。
ある程度集客できているが、もっと増やしたい場合
選択肢:SNS運用 or Web広告
ここまで来て初めて、SNSやWeb広告を検討する段階です。
SNSは、ビジュアルで見せやすい業種(飲食、美容、建築、小売など)に向いています。施工のビフォーアフターや料理の写真、店舗の雰囲気など、写真で魅力が伝わる商材があるならInstagramが有効です。
Web広告は、すぐに結果が必要な場合に使います。キャンペーンの告知、期間限定の募集、新規事業の立ち上げ時などに即効性を発揮します。ただし、広告を止めればアクセスもゼロになるので、SEOやブログと組み合わせて使うのが基本です。
どちらを選ぶかの判断基準はシンプルで、**「写真映えする商材がある → SNS」「今すぐ問い合わせが必要 → 広告」**です。
地方中小企業におすすめの優先順位
上記をまとめると、地方の中小企業がWeb集客に取り組む場合の優先順位は以下のとおりです。
第1段階:ホームページを整える スマホ対応、問い合わせ導線の確保、基本情報の整備。すべての土台。
第2段階:Googleビジネスプロフィールを充実させる 無料。地域検索に即効性あり。写真の追加と口コミへの返信を定期的に行う。
第3段階:ブログ記事を月1〜2本書き始める 中長期でのアクセス増加。半年〜1年で効果が見え始める。
第4段階:SNSまたはWeb広告を追加する 第1〜3段階が安定してから検討。同時並行は手が回らなくなる。
多くの会社は第2段階と第3段階を並行して進めるのが現実的です。第4段階に進むのは、第3段階で成果が見え始めてからで十分です。
よくある失敗パターン
失敗1:ホームページが整っていない状態でSNSを始める
Instagram で「フォロワーが増えた!」と喜んでも、プロフィールのリンクから飛んだ先のホームページがスマホ非対応だったり情報が古かったりすれば、問い合わせにはつながりません。SNSは人を連れてくる手段であり、受け皿であるホームページが整っていなければ意味がありません。
失敗2:Web広告に頼りきりになる
「広告を出せばすぐにお客さんが来る」と思って広告だけに頼ると、広告費を止めた瞬間にアクセスがゼロになります。広告は短期的なブーストとして使い、SEOやブログで長期的な基盤を作るのが健全な運用です。
失敗3:全部同時にやろうとする
ホームページ改善、ブログ更新、Instagram投稿、YouTube撮影、Google広告運用——これを担当者1人でやるのは不可能です。「あれもやらなきゃ、これもやらなきゃ」と手を広げた結果、すべてが中途半端になって1つも成果が出ない。これが最もよくある失敗です。
1つの施策を軌道に乗せてから、次の施策に進む。この順番を守るだけで、失敗する確率は大幅に下がります。
まとめ:全部やらなくていい。順番が大事
Web集客は「何をやるか」よりも「何から先にやるか」で成果が変わります。
ホームページを整える → Googleビジネスプロフィールを充実させる → ブログで情報発信を始める → 余裕ができたらSNSや広告を追加する。
この順番で進めれば、限られた時間と予算でも着実に成果を積み上げることができます。
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