
「うちのホームページは、まあこんなもんでしょ」——そう思っている社長に、ひとつだけお願いがあります。
今すぐスマホを取り出して、同業他社のホームページを3社だけ見てください。
それだけで、自社のホームページが「お客様からどう見えているか」がわかります。高額な分析ツールも、専門知識も不要です。スマホと3分あれば十分です。
「比べる」だけで見えてくるもの
自社のホームページだけを見ていると、良いのか悪いのか判断がつきません。比較対象がなければ、評価のしようがない。
ところが、競合のホームページを見た瞬間に気づくことがあります。
「あの会社、施工事例をこんなに載せてるのか」「写真がきれいだな」「料金の目安まで書いてある」「スタッフの顔写真が出ている」——こうした発見が次々と出てきます。
そして同時に、自社のホームページに足りないものが見えてきます。「うちは事例が3件しかない」「写真が暗い」「最後の更新が2年前」。
この「気づき」が、ホームページ改善の第一歩です。分析レポートを読むより、自分の目で競合を見る方がはるかに効きます。
お客様の目線で見る5つのポイント
競合のホームページを見るときに、専門的なことを調べる必要はありません。以下の5つを、お客様になったつもりで確認するだけです。
1. 第一印象で「ちゃんとした会社」に見えるか。 ホームページを開いた瞬間の印象は、3秒で決まります。自社と競合を並べて開いたとき、どちらに問い合わせたくなるか。
2. 実績・事例がどれくらい載っているか。 特に建設業や運輸業では、実績の数が信頼に直結します。競合が30件載せていて自社が3件なら、お客様は30件の会社を選びます。
3. 料金・費用について触れているか。 「料金はお問い合わせください」だけの会社と、「◯◯工事の費用目安:◯◯万円〜」と書いている会社。お客様はどちらに先に連絡しますか。
4. スマホで見たときに使いやすいか。 今、アクセスの7割以上がスマホからです。文字が小さすぎないか、電話番号をタップしたらすぐかけられるか。自社も同じようにスマホで確認してください。
5. 最終更新はいつか。 競合が毎月更新しているのに、自社が2年前で止まっているなら、それだけで「この会社、大丈夫かな」と思われています。
そもそも「競合」は誰か——3分で見つける方法
普段の営業で競合だと感じている会社が、ホームページ上でも競合とは限りません。営業では名前を聞かない会社がネット上では強い、ということもあります。
確認方法はシンプルです。自社のサービス名+地域名でGoogle検索してみてください。
「本庄市 外構工事」「群馬 運送会社」「埼玉 施設建設」——こうしたキーワードで出てくる上位の会社が、ネット上の競合です。その上位3社のホームページを開いて、先ほどの5つのポイントで自社と見比べてみてください。
自社がどこにも出てこない場合は、ホームページ自体の見直しが必要かもしれません。その場合は「自社のホームページが検索で何位か、調べたことはありますか?」の記事も参考にしてください。
見て終わりにしない——「1つだけ」手をつける
競合のホームページを見て「負けてるな」と感じたら、やるべきことは1つだけです。
一番差が目立つところだけ改善する。
事例が少ないなら、まず5件追加する。写真が悪いなら、スマホで撮り直す。会社概要が薄いなら、代表メッセージを1つ書く。全部を一度にやろうとすると止まります。1つだけで十分です。
そして3ヶ月後に、もう一度同じように競合のホームページを見てください。競合も変化しています。3ヶ月おきに見る習慣をつけるだけで、ホームページに対する感度がまるで変わります。
「見たくない現実」を見ることが、改善の始まり
正直に言えば、競合のホームページを見るのは気分のいい作業ではありません。自社の弱点が見えてしまうからです。
でも、お客様は毎日それを見ています。あなたの会社と競合のホームページを比べて、どちらに問い合わせるかを決めている。その現実に目を向けることが、改善の一番の近道です。
今日、スマホで3社だけ見てみてください。
「見てみたけど、何を改善すればいいかわからない」という場合は、株式会社マスタングまでお気軽にご相談ください。競合との比較を踏まえた具体的な改善ポイントをご提案します。
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