Googleアナリティクスを入れたけど一度も見ていない社長へ

コラム

ホームページを作ったとき、制作会社から「Googleアナリティクスを入れておきました」と言われたはずです。

あれから何年経ちましたか。一度でもログインしたことはありますか。

ログインしたことがないなら、それは健康診断の結果を封も開けずに捨てているのと同じです。数字を見なければ、ホームページが健康なのか病気なのかすらわかりません。

この記事では、難しい操作の話は一切しません。社長が月に1回、5分だけ確認すれば十分な「3つの数字」だけをお伝えします。

そもそもGoogleアナリティクスとは何か

Googleアナリティクス(GA4)は、Googleが無料で提供しているアクセス解析ツールです。あなたのホームページに「何人来たか」「どこから来たか」「どのページを見たか」がわかります。

ホームページに専用のコードを埋め込んでおくだけで、24時間365日、自動的にデータを記録し続けてくれます。費用はゼロ。ほとんどの制作会社は、納品時に設置しています。

つまり、今この瞬間もデータは蓄積されています。見ていないだけで、数字はすでにそこにあります。

社長が見るべき数字は3つだけ

Googleアナリティクスを開くと、大量の数字やグラフが表示されます。これが「何を見ればいいかわからない」の原因です。

安心してください。社長が見るべき数字は、たった3つです。

1. 月間ユーザー数——「何人来たか」

これが最も基本的な数字です。先月、あなたのホームページに何人の人が訪問したか。

GA4にログインして「レポート」→「レポートのスナップショット」を開くだけで、直近のユーザー数が表示されます。

この数字が月に100人なのか、500人なのか、50人なのか。まずは「今の現実」を知ることが出発点です。社員5人の会社で月間500人がホームページを見ているなら、それは立派な集客チャネルです。逆に月間10人なら、ホームページはほぼ機能していません。

2. 流入経路——「どこから来たか」

訪問者がどこからホームページにたどり着いたかがわかります。「レポート」→「集客」→「トラフィック獲得」で確認できます。

主な流入経路は3つ。「Organic Search(Google検索から)」「Direct(URLを直接入力やブックマーク)」「Referral(他のサイトからのリンク)」。

ここで見るべきは、Organic Search(自然検索)の割合です。この数字が多いほど、お客様がGoogle検索であなたの会社を見つけているということ。逆にこれがゼロに近いなら、検索ではまったく見つけてもらえていないということです。

3. よく見られているページ——「何を見たか」

訪問者がどのページを見ているかがわかります。「レポート」→「エンゲージメント」→「ページとスクリーン」で確認できます。

トップページだけが見られているのか、施工事例のページに人が集まっているのか、料金ページがよく見られているのか。この情報から、お客様が何を知りたがっているかが見えてきます。

たとえば料金ページのアクセスが多いなら、お客様は費用を気にしている。施工事例ページが人気なら、実績を重視している。この情報は、営業トークにもそのまま使えます。

数字を見て「で、どうすればいいの?」

3つの数字を確認したら、次にやることは1つだけです。先月と今月を比べる。

ユーザー数が先月より増えていれば、何かが良い方向に動いている。減っていれば、何か原因がある。流入経路の割合が変わっていれば、検索順位や外部からの評判に変化が起きている。

最初のうちは、増えた・減ったの傾向がわかるだけで十分です。「なぜ増えたのか」「なぜ減ったのか」の原因分析は、Web担当者や制作会社に聞けばいい。社長の仕事は、数字の変化に気づくことです。

経営で言えば、売上の推移を毎月確認するのと同じです。売上を確認しない社長はいないはずです。ホームページのアクセス数も、同じ感覚で見てください。

「ログインできない」場合の対処

「そもそもログインの仕方がわからない」という社長も多いはずです。

Googleアナリティクスは、Googleアカウント(Gmailアドレス)でログインします。制作会社が設定した場合、制作会社のアカウントでしかアクセスできない状態になっていることがあります。

この場合は、制作会社に「Googleアナリティクスの閲覧権限を付与してほしい」と伝えてください。自分のGmailアドレスを伝えれば、数分で設定してもらえます。

もし制作会社と連絡が取れない場合は、そもそもアナリティクスが正しく動いているかどうかの確認も含めて、Web制作の専門家に相談することをおすすめします。

月1回、5分でいい

繰り返しますが、社長がやるべきことは3つの数字を月に1回確認するだけです。5分で終わります。

「何人来たか」「どこから来たか」「何を見たか」。この3つを把握しているだけで、ホームページに対する判断の質がまるで変わります。制作会社やコンサルタントの提案を聞くときにも、数字を知っていれば「本当にそれは必要なのか」を自分で判断できるようになります。

今日、Googleアナリティクスにログインしてみてください。まずは「先月、何人来たか」を確認する。それだけで、あなたのホームページ運用は一歩前に進みます。


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