ホームページは作ってからが本番|公開後にやるべきことをタイミング別に解説

ホームページ
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ホームページの制作が終わり、無事に公開できた。ほっと一息つきたいところですが、ここからが本番です。

「作って終わり」にしてしまうと、ホームページはただの名刺代わりで終わります。検索でも見つけてもらえず、問い合わせにもつながりません。かけた費用がもったいない結果になってしまいます。

とはいえ、「運用が大事なのはわかるけど、何をどのタイミングでやればいいのかわからない」というのが多くの経営者の本音ではないでしょうか。

この記事では、ホームページ公開後にやるべきことを**「公開直後」「毎月」「半年ごと」**の3つのタイミングに分けて解説します。全部やる必要はありません。自社の状況に合わせて、できることから取り組んでみてください。

公開直後にやること(最初の1〜2週間)

公開直後は、ホームページが正しく機能しているかの確認と、Googleに存在を知らせるための作業が中心です。制作会社に依頼している場合は対応済みのこともありますが、念のため自分の目で確認しておきましょう。

Googleサーチコンソールに登録する

Googleサーチコンソールは、自社のホームページがGoogleの検索結果にどう表示されているかを確認できる無料ツールです。

公開直後のホームページは、Googleにまだ認識されていません。サーチコンソールに登録してサイトマップを送信することで、Googleのクローラー(サイトを巡回するロボット)に「ここに新しいサイトがありますよ」と知らせることができます。

制作会社が設定してくれている場合でも、自分のGoogleアカウントでログインしてデータを確認できる状態にしておくことが大切です。あとで「アクセスが来ているか」「どんなキーワードで検索されているか」を見るために必要になります。

Googleアナリティクスが動いているか確認する

Googleアナリティクス(GA4)は、ホームページにどれくらいのアクセスがあるか、どのページが見られているかを計測するツールです。

制作時に設置されているはずですが、タグの設置ミスで計測できていないケースが意外と多いです。公開後に自分でサイトにアクセスして、リアルタイムレポートに反映されるかを確認してください。

ここでデータが取れていないと、あとで「このページは効果があるのか」「どこを改善すべきか」を判断する材料がなくなります。

全ページを実際に操作して確認する

パソコンとスマートフォンの両方で、すべてのページを実際に開いて確認します。チェックポイントは以下のとおりです。

画像が表示されない箇所はないか。リンクをクリックして正しいページに飛ぶか。問い合わせフォームから実際に送信して、届くかどうか。電話番号のリンクをタップして発信できるか。会社名、住所、電話番号に間違いはないか。

特に問い合わせフォームのテスト送信は必ずやってください。フォームが動かないまま何ヶ月も気づかなかった、という事例は珍しくありません。

Googleビジネスプロフィールにホームページを登録する

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)に、公開したホームページのURLを登録します。すでに登録済みの場合はURLが最新のものになっているか確認してください。

地方の中小企業にとって、Googleビジネスプロフィールは検索経由の集客で最も即効性がある施策のひとつです。「地域名+業種」で検索したときに地図と一緒に表示されるあの枠です。ホームページとセットで整備しておくことで、相乗効果が期待できます。

名刺・パンフレット・看板にURLを反映する

意外と忘れがちですが、紙の名刺やパンフレットに古いURLが載ったままになっていないか確認しましょう。リニューアルでURLが変わった場合は特に注意が必要です。

QRコードを作成して名刺に入れておくと、相手がスマートフォンで読み取るだけでホームページにアクセスできます。手入力でURLを打ち込む人はほぼいませんので、QRコードは必須です。

毎月やること(継続的な運用)

公開直後の初期設定が終わったら、次は継続的な運用フェーズに入ります。ここが「作って終わり」になるか、成果が出るホームページに育つかの分かれ目です。

「全部やるのは無理」と感じるかもしれません。最低限、最初の2つだけでも続けてください。それだけでも放置しているサイトとは大きな差がつきます。

最低限やること:お知らせ・新着情報の更新

施工事例の追加、新サービスの告知、年末年始の営業案内など、会社の動きに合わせてお知らせを更新します。月に1回でも構いません。

更新の目的は2つあります。ひとつは、ホームページを見たお客さんに「この会社はちゃんと動いている」と感じてもらうこと。もうひとつは、Googleに「このサイトは更新されている」と認識してもらい、検索評価を維持することです。

「何を書けばいいかわからない」という場合は、直近1ヶ月で実際にあった仕事の話を簡単にまとめるだけで十分です。施工事例なら写真2〜3枚と、どんな依頼だったか、どう対応したかを200〜300字で書くだけで立派なコンテンツになります。

できればやること:ブログ記事の投稿

お客さんが抱えている悩みや疑問に答えるブログ記事を書いて公開します。これがSEO対策の基本であり、検索経由のアクセスを増やす最も確実な方法です。

たとえば外壁塗装の会社であれば、「外壁のひび割れは放置して大丈夫?」「塗り替えの時期の目安は?」といったテーマで記事を書きます。こうした記事がGoogleの検索結果に表示されることで、まだ会社名を知らない見込み客との接点が生まれます。

月に1〜2本のペースで十分です。大切なのは量より継続です。3ヶ月だけ頑張って更新が止まるよりも、月1本を1年続ける方がはるかに効果があります。

余裕があればやること:アクセスデータの確認

月に1回、Googleサーチコンソールで以下の3点を確認します。

どんなキーワードで検索されているか。どのページにアクセスが多いか。検索結果に表示されているのにクリックされていないページはないか。

最初のうちは数字が小さくて見どころがないかもしれませんが、3ヶ月、半年と続けることで傾向が見えてきます。「このキーワードで検索されているなら、もっと詳しい記事を書こう」といった改善のヒントが見つかります。

データの見方がわからない場合は、制作会社やSEOの専門家に相談してレポートを作ってもらうのも手です。

半年ごとにやること(定期的な見直し)

半年に一度、少し立ち止まってホームページ全体を見直す時間を作りましょう。日々の運用では気づきにくい問題が見つかることがあります。

掲載情報が古くなっていないか確認する

サービス内容、料金、スタッフ紹介、対応エリアなど、掲載されている情報が現状と合っているかをチェックします。

「半年前に辞めたスタッフの写真がまだ載っている」「取り扱いを終了したサービスがそのまま」——こうした状態は、お客さんの信頼を損ないます。紙のパンフレットと違って、ホームページはすぐに修正できるのが強みです。情報の鮮度は常に保っておきましょう。

問い合わせの状況を振り返る

この半年で問い合わせは何件あったか。どのページを見て問い合わせてきたか。問い合わせの内容に傾向はあるか。

問い合わせがゼロ、または期待より少ない場合は、ホームページのどこかに改善の余地があります。アクセスはあるのに問い合わせにつながっていないのか、そもそもアクセス自体が少ないのかで、やるべきことは変わります。

※問い合わせが来ない場合の具体的な改善方法は「ホームページから問い合わせが来ない?原因と今すぐできる改善策」で詳しく解説しています。

ホームページの表示速度を確認する

Googleの「PageSpeed Insights」という無料ツールで、自社サイトの表示速度を測定できます。URLを入力するだけで結果が出ます。

表示速度が遅いと、お客さんが待ちきれずに離脱してしまいます。特にスマートフォンでは、3秒以上かかると半数以上のユーザーがページを閉じるというデータもあります。

画像のサイズが大きすぎる、使っていないプラグインが入っている、といった原因が多いので、制作会社に相談して対処してもらいましょう。

WordPressの更新とバックアップを確認する

WordPressを使っている場合、本体やプラグインのアップデートが溜まっていないかを確認します。更新を放置するとセキュリティの脆弱性が生まれ、不正アクセスやサイト改ざんのリスクが高まります。

また、定期的なバックアップが取れているかも確認してください。サーバー障害や操作ミスでデータが消えた場合に、バックアップがなければ復旧できません。

保守管理を制作会社に任せている場合は、「アップデートとバックアップはどのくらいの頻度で行っているか」を一度確認しておくと安心です。

「全部はできない」ときの優先順位

ここまで読んで「やることが多すぎる」と感じた方もいるかもしれません。正直に言えば、すべてを完璧にやる必要はありません。

本業で忙しい中小企業の経営者が、ホームページの運用にかけられる時間は限られています。その前提で、優先順位をつけるとすれば以下のとおりです。

最優先: 問い合わせフォームが動いているかの確認。これが壊れていたら何をしても意味がありません。

高: お知らせの更新(月1回)。5分でできることなので、やらない理由がありません。

中: ブログ記事の投稿(月1〜2本)。時間はかかりますが、中長期的に最も大きなリターンが期待できます。

低: アクセスデータの分析、表示速度の最適化。重要ですが、まずは上の3つが回ってからで十分です。

自社だけで運用するのが難しい場合は、制作会社に運用サポートを依頼するのもひとつの方法です。月額の保守プランで更新代行やレポート作成を任せられる制作会社もあります。

まとめ:ホームページは「育てるもの」

ホームページは、公開した瞬間が最も完成度が低い状態です。お知らせを更新し、ブログを書き、データを見て改善する。その繰り返しで少しずつ育てていくことで、検索で見つけてもらえるようになり、問い合わせが入るようになります。

公開直後にやること、毎月やること、半年ごとにやること。一度に全部やろうとせず、タイミングに合わせて少しずつ取り組んでみてください。

「何から手をつけていいかわからない」「運用を一緒にやってくれる制作会社を探している」という場合は、マスタング株式会社までお気軽にご相談ください。現状のホームページを診断した上で、お客さまに合った運用プランをご提案します。

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